ダンボール、竹・・・ときたら、残るは木です!
ダンボールの家も完成したので、
今度は、家のなかの家具になるイスやテーブルをつくります。
これまで、ダンボールや竹で家やおみこしを作ってきた子どもたち。
「イスがほしーい」「つくえ、作りたーい」と言います。
すると、ティトスさん。「つくえはシッカリしてなきゃダメだね。コレ使ってみる?」と、
木を指さします。
意外な反応に、躊躇する2人。
ティトスさんは、ノコギリを出して、すばやく木を切り、
それらをつなげていきます。
「どうなるの??」
「どうやって、つなげるの?」
「あれ?」「できてきた!」
集まる子たちが、増えてきます。
だんだん、机っぽくなってきたね。
釘を金づちで打ち付けているのを見ていた子どもたち。
これだったら自分でもできそう!と思ったのか、
ティトスさんが「やってみる?」と聞くと、「やる!」と答えます。
・・・というわけで、サポーターのお兄さん・お姉さんの助けもかりつつ、
木工にチャレンジです!
軍手をはめてから、ノコギリや金づちをつかいます。
机づくりをつづける子。
新しくイスづくりにチャレンジする子。
ひたすら、木に釘を打ち続ける子。
みんなで、いろいろなことにチャレンジします。
そんな中、ひたすら、1人で、木をノコギリで切り続けていた子が、
「できた!」と声をあげました。
「なになに?」と近寄るわたし。
・・・「できた!手!」
・・・と思ったら、
もう1本、切り落とした木を横に乗せてみると、他のものに見えることに気づいたようです。
「違った!剣つくる!」
・・・というわけで、剣をつくりました。
友達と2人で、剣を作って戦っていると・・・
「墨東まち見世2010」の「100日プロジェクト」後期招聘アーティストの、
山城大督さん、登場!!
「ピシーッ!!ピシーッ!!ドゥダダダダダッ!!」
見事に、悪の大王役(?)を演じています。
2人も負けじと、剣で戦います。が、山城さん強し!
なかなか、倒れてくれません。
そんなこんなで、だんだん日も暮れて、みんな帰る時間に。
「明日も来たい!」と泣いてしまう子。
「明日も来る!」と意気込む子。
「来月もやるの?」とスタッフのお姉さんに聞いている子。
いろいろな子がいました。
みんなが帰ったあとの、「子まちづくり」。
誰もいないのは同じはずなのだけど、なんとなく、みんなが来る前の風景とは、ちょっと違っている気がします。
* * * * * * * * * * * *
来月の「子まちづくり」は・・・
11月20日(土)の午後1時~ 東向島児童館の学童室にて。
11月21日(日)の午後11時~ 10月と同じく、京島エリア空き地にて行います。
今度のテーマは、「子どもいちば」。
いま、どんなワークショップにしようか、考え中です。
楽しみにしていてね。
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